通堂町 那覇ふ頭

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

国場川の河口にある那覇ふ頭は泊ふ頭、新港ふ頭、浦添ふ頭と合わせて那覇港を形成し、その一番西側に位置する埠頭。那覇港は琉球王国時代の14~15世紀には東アジアの一大交易港として栄えた。那覇ふ頭は、泊ふ頭がとまりんとしてリニューアル(1995年4月)したり、新港ふ頭(1997年)ができる前はたくさんの航路があり栄えていたが、今では鹿児島、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論島への航路だけが運航している。また定期航路とは他にクルーズ船や水中観光船も運航されている。ちなみにここの駐車場は有料駐車場です。

[参照] 沖縄・首里那覇港図屏風展 [参照] 那覇港管理組合


 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

船の出ない時間はがらんとした構内。

那覇ふ頭は、1429年に尚巴志が琉球三山を統一し「琉球王国」を成立させてから、この那覇ふ頭を拠点として中国、朝鮮及び東南アジア諸国との交易を盛んにしたという歴史がある。

それまでは、中山王 英祖(1229-1299)が、琉球王府の国港として、現在の泊ふ頭に公館である「泊御殿」や、公倉である「大島倉」を設立しており、14世紀には中国との通商が始められている。

 

簡単にまとめれば、中山王 英祖が泊ふ頭で海外との貿易をはじめ、後に尚巴志が琉球王国として、那覇ふ頭で貿易ビジネスを拡大したって事だね。

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

高速船「海からぐるっとExpress」を運航する、第一交通産業グループの第一マリンサービスの乗船券販売所。

第一マリンサービス株式会社
TEL:098-860-0152

 

ポータルコーヒー、ハッピーレモンも入居している。

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

那覇~鹿児島間の離島を繋ぐ定期便、クイーンコーラルのチケット売り場。

個室の特等室(バス・トイレ付)、1等室、2等室、大広間の2等室などに、売店、レストラン、コワーキングスペース、展望デッキなどがある客船を運航している。

 

ホワイトボードに

クイーンコーラルプラス入港10月25日19:00、出航10月25日7:00
クイーンコーラルクロス入港10月22日19:00、出航10月23日7:00
受付開始は6時より、乗船開始は6時30分より。
申込書(乗船名簿)のご記入をお願いいたします。

などとスケジュールが掲示されている。

船に乗る時は乗船名簿(申込書)に名前を記載しないといけないんだね。

オフィシャルサイト:https://marixline.com/?p=829

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

A”LINE・マルエーフェリーのカウンター。

こちらも那覇~鹿児島間で旅客船を運航している。

個室の特等室、1等室、2等室、大広間の2等室などに、売店、レストランなどがある客船を運航している。

 

鹿児島航路:鹿児島~名瀬~亀徳~和泊~与論~本部~那覇
オフィシャルサイト:https://www.aline-ferry.com/

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

レストランシップ モビーディック号や、水中観光船オルカ号を運航するウエストマリンの券売所。

モビーディック号はサンセットディナークルーズとナイトディナークルーズを行なっている。

個人的には会合やら宴会などで2度利用した事があるが、地元の人でも割と身近な存在だと思う。

 

営業時間:年中無休、9:00~18:00
全長:43.34m
全幅:15.60m
総トン数:639トン
定員:420名
2Fレストランフロア:約220名
3Fオープンデッキ:約130名
オフィシャルサイト:https://ja.westmarine.co.jp/#top

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

2階は現在は「立入禁止」になっている。

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

外に出て隣は通常の貨物専用の埠頭。

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

那覇ふ頭 船客待合所の港側。

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

那覇市 沖縄セルラースタジアム那覇と御物城跡

国場川に浮かぶ御物城跡 (おものぐすく)とその後ろのドームは沖縄セルラースタジアム那覇。

 

那覇市 沖縄セルラースタジアム那覇と御物城跡

御物城は海外との貿易品などを収めた琉球王府の倉庫。

 

通堂町 那覇ふ頭 モビーディック

ウエストマリンの運航するレストランシップ モビーディック号。

 

通堂町 那覇ふ頭 モビーディック

3フロアあるので結構広い。

 

通堂町 那覇ふ頭 かいせん丸

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所

おっ、忘れてた。

家に帰りますか。

 

通堂町 那覇ふ頭 船客待合所 地図