浦添 – 里浜ビーチ
浦添市「里浜ビーチ」。2014年、浦添グスク、浦添ようどれ、安波茶橋などと共に「浦添八景」に選ばれている浦添市唯一の天然ビーチで、今では西海岸道路が開通して、このビーチの傍を走る車はかなり多いが、その存在を知る人はそう多くはない穴場的スポット。しかし知っている人は知っている人気のスポットで、週末にはバーベキューをする人や、夏場は海水浴やシュノーケリングを楽しむ人を見かける。手つかずの自然が残っているのでシュノーケリングには最適。里浜ビーチと駐車場の間には整備された遊歩道もあるので、散歩にもおすすめ。
国道58号線を北上、琉球ダイハツが左手に見える浦添市城間交差点を左折し、突き当たるのは西海岸道路の「浦添北インターチェンジ」の三叉路。
その左手にある「カーミージー海浜公園駐車場」という無料駐車場に車を停める。
駐車場にはトイレ棟があり、
まだできたばかりなので、トイレもまだ綺麗。
海浜公園の駐車場なので、足洗い場も。
西海岸道路を南に行けば「サンエー 浦添西海岸パルコシティ」。
浦添北インターチェンジを北に進めば宜野湾市の宇地泊まで道路は伸びている。
浦添市には「浦添市里浜の保全及び活用の促進に関する条例」というこの地のためだけの条例があり、基本理念として、
第3条 里浜の保全等は、里浜が現在及び将来にわたり市民等が安全かつ健康で文化的な生活を維持するための重要な資源であることを認識し、次に掲げる事項を基本理念として推進するものとする。
(1) 生物多様性及び自然の循環に着目し、里浜の貴重な自然環境の保全及び回復を図ること。
(2) 市民参加を主体とした里浜の歴史及び文化の学習及び伝承の場として活用すること。
(3) 里浜を防災意識向上及び憩いの場として活用し、都市の生活環境の保全及び回復を図ること。
(4) 里浜における環境保全に配慮し、人と自然とのふれあいを確保すること。
(5) 市及び市民等との協働による里浜づくりの推進を図ること。
(6) 里浜づくりの活動と理念を持続させるため、環境教育及び環境学習を通して人材育成を図ること。
とうたっている。
駐車場から西海岸道路を横断し、その先には「カーミージー海浜公園」の遊歩道入口。
カーミージー海浜公園の入り口では浜に降りる事もできる。
まっすぐ伸びた綺麗な遊歩道。
沖縄の典型的なイノーの風景。
遊歩道を進んでいった先には「里浜ビーチ」。
浜辺に結構漂流物が打ちあがってるのが気になった。
左手の岩山の上には「亀瀬御嶽」という拝所があるらしいんだけど、この日は入れなかった。
浦添八景カーミージーの「カーミージー」とは、方言で「亀の瀬」という意味。
「りうぐ神拝所」。
別名「里浜クシヌ龍宮神」と呼ばれる拝所。
緑の自然もまだ残っている。
浦添北道路の下を通るトンネルをくぐって…。
少し歩くと…。
左手にお店があった。
カフェ&ビアガーデン Kinser House(キンザーハウス)。
TEL:098-878-5999
営業時間:
カフェ12:00~19:00、
バー17:00~22:00
定休日:月曜日
庭が広~い。
溶岩プレートバーベキュー(要予約)やドリンク飲み放題、タコライスやカレーライスなども提供しているようだ。
ぐるっと一周して浦添北インターチェンジに戻ってきた。
一月の陽気な土曜日だったんだけど、すれ違ったのは釣り人を含めて5人ほど。
やっぱりちょっと穴場だね。
次はシュノーケリングの準備して夏にやってこよう。