北欧 – 森と湖の国スウェーデン

2021-08-10

北欧 森と湖の国スウェーデン

北欧スウェーデン ストックホルムの市街

森と湖の国」と称される北欧スウェーデンはスカンジナビア半島に位置する立憲君主制国家で正しくは スウェーデン王国(英:Kingdom of Sweden)。 首都はストックホルム。国土の2/3が針葉樹林で覆われ、国土の8割が冷帯というとても寒い国。ノルウェーと共にバイキングのイメージで有名だが、ダイナマイトを発明し1901年から遺言によりノーベル賞を始めた「アルフレッド・ノーベル」の出身国で、ノーベル賞5部門の授賞式が毎年12月10日行なわれることでも知られている。※「ノーベル平和賞」だけはノルウェー・オスロの市庁舎で行われる。



北欧スウェーデン南部の平野地帯の湖

スカンジナビア半島を走る列車の車窓からの景色。

スウェーデン南部の平野地帯は無数の湖や池が点在しているため、 ずっと凍った湿地を走っている感じがする…。

 

イタリアなどヨーロッパ南部はコンパートメントタイプの列車が多く、ちょっとお疲れ様な車両が多かったが、 デンマーク以北、つまり北欧に入って列車がとてもきれいになった。

特にスウェーデン国鉄の車両は清潔感がある。

しかし窓の外の景色はずっと林と雪の白い世界が続く。

乗客も南国と違い大騒ぎする者もなく静かだった。

しかしまあ、そこは退屈なので車内をうろつき始める。

 

北欧スウェーデンを走る列車にいた日本人大学生

シベリア鉄道経由でここまで来たという日本人の大学生に会った。

これぞ日本人。

一目見て「日本人じゃね?」と思った。 とても物静かで読書をしているか考え事をしている。 シベリア鉄道の話を聞いてみようとしたが、ほとんど会話が盛り上がらなかった。

 

また、北極圏(Arctic Circle)を徒歩で一人用の小さなテントで寝泊まりしながら バレンツ海(Barents Sea)まで行ったというイタリア人男性にも出会った。

この男は先ほどの日本人と違い、周りの迷惑を顧みず喋りまくり動きまくる。

 

はじめは「風呂敷広げる奴だな~。」と思っていたがこの豪快さからすると バレンツ海まで行った話も本当かもしれない。

 

北欧途中下車

スウェーデン、ノルウェーでは下車、駅前をうろうろ、乗車を繰り返した。

正直、なんていう駅で下車したのか、どの町に立ち寄ったのかさっぱりわからない。 駅名を見ても読めないし、聞いてもイマイチ頭に入ってこない。

とにかく列車を降りたら、そう広くはない街を少し歩き駅に引き返す。

…というのを繰り返していた。

 

北欧スウェーデンの旅 駅舎内

外が寒いので小さな駅だと待合室がとても混雑していた。

 

北欧スウェーデンの旅

寒いからか、外を歩く人影もほとんど見る事はなかった。

 

北欧スウェーデンの旅

ノルウェー氷点下野宿

…ついに失敗した…。

 

夕方頃に列車を降り、駅を出て街をまわっていたら、 紫色に染まる空気があまりに幻想的でついつい町の外れまで来てしまった。 車の往来は全くなく、歩いている人もいない。

「お菓子のお家」みたいな家が点在する中、 ある家の庭でブランコに乗っている女の子を見かけた。

本当にきれいな子だったのでついつい目線を外せずにいたら その少女もこっちを見ている。

その家を過ぎてしばらく歩いたがその先には何もなさそうだったので 引き返すことにした。

そしてさっきの家の前を通り過ぎようとしたらお母さんらしき人が 庭先に出ていて話しかけてきた。

何を言っているのか分らなかったので英語で聞き返すが、 全く会話にならなかった。

 

イギリスのクレーパリーの印象でスウェーデン人やノルウェー人は英語が堪能だと思っていたが、みんながみんなそうという訳でもないようだ。

 

…まあ、状況的に考えて、黒いコートに黒いブーツ、長い黒髪の東洋人が こんなところを歩いているのが怪しく感じたとかだろう。
埒が明かないので歩いて立ち去ることにした。

 

駅に戻ってみると…。

なんと入口の鍵が閉まっている…。

もちろん駅員もいない。
駅前にほとんど店も食堂もない小さな町だ。
宿らしきものも見当たらない。

 

「…あっれっ…。どうすりゃいいの…。」

 

鍵のかかった駅のドアの前に座り込んでいたが、そんな事をしてても 埒があくわけでもなく、車一台、人っ子一人通らない…。

着込めそうなものはコート1枚、Tシャツ2枚、パンツ一枚、ズボンも一枚。

 

冬のノルウェー、氷点下で野宿か…。

うん、死ぬね。死ぬ…。

 

誰もいない町を歩き回り、いくらか寒さの凌げそうな アパートの地下の駐車場を見つけ、 吹きざらしの階段でありったけの服を着込み 寒さに悶えながら眠れない一晩を過ごした。

 

…翌朝、太陽が昇ってきた時の喜びは格別だった。

太陽がこんなに有り難いなんて…。

 

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