上の毛(うぃーぬもう)
ゆいレールの首里駅から徒歩で鳥堀交差点を通過し、右手に「セブンイレブン 首里城下町JAおきなわ店」が見えたら、左手の石壁に「上の毛」と書かれているのに気づく。首里城の城壁と同じ感じの石壁。「上の毛」と書いて「うぃーぬもう」とか「うぃーのもー」と読む。この坂を上に登っていくと広場があり、さらに進んでいくと石畳の道につながり、さらに石の階段を進んでいくと首里城にたどり着く。上の毛(うぃーぬもう)は元々は一つの「グスク」として存在していたが、首里城が整備築城されるとグスクとしての機能は失われ、首里城につながる道として利用されるようになった。
立派な石壁に囲まれた坂を上っていく。
そんなに長い道じゃない。
上に登っていくと東屋があり、展望台のようになっている。
10月、秋の頃だからか、リコリス オーレア(彼岸花/曼珠沙華)が広場内のあちらこちらに咲いていた。
結構整備が行き届いている感じ。
城壁の向こうには首里の街が見渡せる。
なんか立派な赤瓦の屋根の建物があるな~、と思ったら…
トイレでした。
さらに進んでいくとルートの案内板があり、
・城壁沿いルート(歓会門まで徒歩5分)
・城壁外ルート(歓会門まで徒歩15分)
の2ルートに分かれている。
城壁沿いルート(歓会門まで徒歩5分)を選んで進んでいく。
ここからは道が石畳になっている。
石階段に出ると急に景色が開けた。
金城町石畳道のようにボコボコした道ではなく、ちゃんと平らに削られた石階段だ。
城壁と石階段が素晴らしい。
結構な高さから石階段を下る。
途中に首里公民館・図書館に出られる道があった。
そろそろ首里城が見えてきた。
差かが緩やかになり。
右手に沖縄県立芸術大学。
首里城の久慶門が見えてきた。
さらに進むと首里城「守礼門」。
振り向けば首里城の入り口「歓会門」。
朝の7時台、ふらっと立ち寄った「上の毛(うぃーぬもう)」。
首里城の周りではどこかの学校の生徒と先生が、首里城の城壁の草むしりをやっていた。
いい散歩になったな。