ホーチミン1区 ドンコイ通り
ホーチミン1区 ドンコイ通り。HSBC(香港上海銀行)の反対通りにある「文化体育観光省」のフェンスに展示されていたパネル。工場で働く人々の写真がたくさん展示されていた。綺麗で近代的な工場に整然と機会が配置され、人々が黙々と働く姿だ。これがベトナムの経済発展の象徴なのだろう。でも人口1億近くを抱えるベトナムはこれから消費大国としても発展していくはずだ。
ダイヤモンド・プラザを出てdistrict1(1区)をぶらつく。
取りあえず目的もなく歩く訳だから目についた物に近づいて「何かな~。」と見ていく。
「People’s committee of district 1.」と書かれている。
…あぁ、この地区の「人民委員会」ということね。
…やっぱり社会主義・共産の国なんだという事を感じる。
「ビナサンタクシー(VINA SAN TAXI)」。
ホー・チ・ミン滞在中は結構タクシーのお世話になった。
初乗りが「12,000ドン(約60円)」なので、ちょっと食事をしに行くにもタクシーを使う。地元の人にも言われたが結論としてタクシーを選ぶなら絶対白い車体に緑線の「ビナサンタクシー(VINA SAN TAXI)」を つかまえるべきだ。
街中でビナサンタクシーをつかまえようとすると、どれも乗車中ばかりでなかなかつかまらないが、それだけ人気が高い証拠。頑張ってビナサンタクシーの空車を探した方がいい。
僕もはじめ違うタクシーに乗ってちょっと嫌な思いをした。空港からDistrict1までは800円程度のはずだが1,100円払わされた。
あと地元の人が言うには
・緑の車体で後部ドアによく広告を載せている「マイリンタクシー(MaiLinh Taxi)」と
・黄色の「ヴィナタクシー(Vina Taxi)」
は大丈夫だと言っていたが、一度マイリンタクシーを利用して感じたのはビナサンタクシーに比べて 「ちと汚いな…。」という点。シートが破れたりしていた。
ビナサンタクシーも完全に優良とは言えず、一度だけ初乗り料金だからとの理由で領収書を出すのを 強く拒否された。結局領収はもらえたが、後で気付いたのだが、領収書を出さなければ売り上げをごまかせるから、出さなくていいなら領収書を出したくなかったのだろう。
でもビナサンタクシーでおかしな事があったのはその一回きりだった。
ちなみに道を歩いていたらバイクタクシーがよく声を掛けてくるが、全く信用していない。 一度、無視するのが甘くてドンコイ通り近くで会話をした時「ホテルまで日本円で1,000円でいいよ。」と言われた。
…タクシーがダイヤモンド・プラザからタンソンニャット空港まで600円かからなかったのに (空港利用料10,000ドン(約50円)は別途かかる) すぐそこまで行くのに何で1,000円よ…。しかも日本円指定って…。
バイクの後ろにドリンクや煙草を乗せて売っている物売りは街のあちらこちらで見かける事ができる。
サイゴン聖母大聖堂の前にはちょっとした公園があり、マリア像が建てられている。
サイゴン(現在のホーチミンシティ)がフランスの植民地だった1863年に建築が開始された。
昔フランスの植民地だった名残もあり、敬虔なカトリック教徒も少なくないためミサには多くのベトナム人がこのサイゴン聖母大聖堂に集うようだ。