浦添市 ブルーシール牧港本店
浦添市 ブルーシール牧港本店。ブルーシールアイスクリームは第二次世界大戦後、沖縄に駐留した米軍の士気を揚げる事と、本国アメリカの懐かしい味を提供する事を目的に1948年に米軍基地の中に工場が作られ、米軍軍属だけを対象に販売が開始された。そして1963年に初めて沖縄の民間に向けての販売が開始され、那覇市内に旗艦店もオープンし一気に沖縄の味として定着していった。後に会社が沖縄の会社にオーナーシップを移管してからは、紅イモやゴーヤーを使った商品が開発されていき、2009年には東京の渋谷に拠点を開設し関東への進出を果たした。ブルーシールアイスクリームのキャッチフレーズの「アメリカ生まれ、 沖縄育ち」というのはこういったいきさつに基づいている。
沖縄の大動脈、幹線道路の国道58号線に面した牧港に目立つ看板のブルーシール牧港店はある。
コロナ禍になる前、沖縄には300万人近い外国人観光客が訪れ、その急増に対応すべく、ありとあらゆる商業施設に両替機が置かれていったんだけど、ブルーシールも例にもれず両替機を置いたんだね。
フルーシール牧港店の入口には昔の様子を伝えるセピア色の店内写真が飾られていて。
逆にガラスドアには今どきっぽく、使える決済システムのシールやコロナ対策のステッカーがずらり。
まあ僕もほとんど現金を使わない生活が10年以上続いているので、こういったシールが貼られてないと怖くて店内に入れないからありがたいんだけどね。
ブルーシール牧港本店
店内は、手前側がフルーシールアイスの販売店で、その次にブルーシールグッズのコーナーがあり、奥側は「ブルーシール アイス パーク」になっている。
カウンター席には米兵さんの人形が座ってるんだけど、今どきといっていいのか白いマスクをかぶらされていた。
カウンター席の後ろには真っ赤なソファーのボックスシートが並んでいる。
カラフルなブルーシールアイスクリームたち。
レジ前にはドーナツも置かれている。
店内は昔に建てたお店なのでそんなには広くはない。
全国発送もできる持ち帰りアイスのコーナー。
12フレーバーアイスクリームは沖縄ではクリスマスケーキの代わりに販売されたりしたのだが、今では一定のニーズを得ている商品。
お店の前でアイスの写真撮ったらバエルかなと思ったんだけど、どうやら僕にそういったセンスはないみたい。
ブルーシール アイス パーク
ブルーシールアイスクリームの隣には「ブルーシール アイス パーク」。
店内に入ったこのオブジェと一緒に写真を撮っているカップルがいた。
ヒストリーゾーン。
ブルーシールの歴史を紹介するコーナー。
お店の一番奥はコミュニティーゾーン。
「世界に一つしかない、自分だけのアイス」を作るオリジナルアイスバーづくり体験ができるようだ。
体験料:1,800円
アイスバー1本・オリジナル保冷バッグ付・冷蔵庫体験。
時間:1日5回
① 9:30〜
② 11:00〜
③ 13:30〜
④ 15:00〜
⑤ 17:00〜
※おおよそ45〜60分の体験時間。
ブルーシールアイテム売場
ブルーシールアイスの販売コーナーとブルーシール アイス パークの間のスペースは、ブルーシールグッズのコーナーになっている。
ブルーシールのロゴをあしらったタオルやクリアファイル、
トートバックに小物もたくさん。
かわいいよね。
浦添市 ブルーシール牧港本店 駐車場の奥
駐車場の奥にはブルーシールのロゴを背負った冷凍車がずらっとならんでいた。
通りがかったスタッフさんに
「ブルーシールのアイスってここで作ってるんですか?」
と聞くと
「いや、ここは倉庫でアイスは他で作ってるんですよ。」
と教えてくれた。
なるほど、流通センターみたいなとこなのね。