台北駐日経済文化代表処 那覇分処
台湾への留学のための資料を集める中で「台北駐日経済文化代表処、またはそれに準ずる台湾の政府機関の発行した卒業証明書と成績証明書が必要」とあったのだが、前も同様の記載の書類をただ単に英文の証明書で通した?通ってしまった?事があり、今回も学校発行の英文の証明書でいいだろうと思っていたら、やっぱり文面通りの書類が必要だという事がわかった。…おぉぉおおぉぉお…。危なかった。留学申請をして書類不備で差し戻されたら多分締め切り日時を過ぎてタイムアウトになる時間進捗だったのだ。…やっぱりこういうのは適当にやっちゃだめだね。っという事で翌日の朝「台北駐日経済文化代表処 那覇分処」に娘ちゃんと一緒にいく事にした。
台湾の大学への留学申請で、
・卒業証明書
・成績証明書
のふたつは「台北駐日経済文化代表処」で証明書を発行してもらう必要があり、代表処の那覇分処に行く事になった。
「台北駐日経済文化代表処」は中国との絡みがありこんな名称になっているが、実質的には「台湾領事館」の機能を有する。
ちなみに申請は留学申請者本人がパスポートを持って台北駐日経済文化代表処に行く必要がある。
また、日本国内には台湾の台北駐日経済文化代表処は6か所あり、
東京に「代表処」、
大阪、福岡に「弁事処」、
札幌、横浜、那覇に「分処」
がある。
2021/04時点での台北駐日経済文化代表処 那覇分処の情報は、
住所:
沖縄県那覇市久茂地3丁目15−9
アルテビルディング那覇6階
電話番号:098-862-7008
ウェブサイト:https://www.roc-taiwan.org/jpna_ja/
開処時間:
月曜日-金曜日:9:00 – 12:00、13:00 – 18:00。
(申請受理時間は 9:00 – 11:30、13:00 – 17:00)
となっている。
台北駐日経済文化代表処 那覇分処
今までノービザの範囲でしか台湾に行っていないのでこの台北駐日経済文化代表処に直接来たことはなかったが、台湾姉妹留学の時に何度か電話でやり取りをしている。
一番奥にある扉の開いている部屋は「図書室」。
図書室の中は少し倉庫化している(汗)。
対応はもちろん日本語でOK。
せっかくなんで窓口の人にちょっと聞いてみると…。
2021/04時点での台湾への留学事情としては、
・語学留学は全面中止。
・本科留学は可能。
コロナ禍という特殊事情もあるんだけど、本科留学の場合は事前に何航空の何便に搭乗して、いつ台湾国内のどの空港に到着するのかを各学校の外国人学生の担当者とやり取りして空港に迎えに来てもらう。
そしてPCRとかいろいろやって各大学の準備した隔離施設に入り2週間が経てば晴れて自由に行動できるとの事。
一般的によくあるのは「指定のホテルで2週間」というものだと思うんだけど、大学の本科留学の場合は「学校の設置した宿泊施設」なんだね。
「今年の台湾への留学の状況はどうですか?」
「2月申込みは駆け込みがあってちょっとパタパタした時もあったけど、それ以降は例年より少なめですね。」
との事だった。
…まあコロナ禍だし留学に行きたいと考えていた人達の中には「今はやめておこう」という考えに至った人も少なくないんだろうな…。
…後日知ったのだが、文科省も海外留学を控えるように呼び掛けていて、高校や大学を通じた海外留学の多くは自粛という形になったらしい。
2021/04/26時点の「ジョンズ・ホプキンス大学 (JHU)」の情報によると、
日本のコロナの累計感染者数は568,584人で累計死者数は9,939人。
台湾のコロナの累計感染者数は1,100人で累計死者数は12人。
日本にいるより台湾にいる方が、コロナ感染リスクが516分の1に抑えられる状況。
………。
図書室にもお花が飾られてたけど、ここにも蘭が飾られている。
観葉植物も。
ソファーにちいさいぬいぐるみが座らされていてかわいい。
心配してついてきたけど、まあ何もすることがなかったな…。
まあ、代表処は一度みてみたかったから、それはそれでいいか。
申請は5分程度でさっと終わり、証明書は明日の15:00以降に受け取れるとの事。
手数料は3,200円だった。
娘ちゃん、明日は自分で書類受け取りに来てね。